『ティンクルスターナイツ』の面白いところ・つまらないところをご紹介します。©︎2023 EXNOA LLC/©2023 Studio KUMASAN Inc.
アプリ容量は5.2GBだった。(2024年6月30日時点)
最大5体編成で戦うタイムライン式ターン制バトルRPGだった。
画面左側に表示されているのがタイムライン。敵パネルが上から、味方パネルが下から中央を目指してオートで動き、中央に到着したキャラが行動できる仕組みになっている。
できる行動は4種類。「通常攻撃」「EXスキル」のほかに、EXスキルゲージを溜めつつ攻撃力1.5倍になる「チャージ」、次の味方が中央に到着するまで待機して協力技を放つ「ユニゾン」があった。
攻撃を受けた敵・味方はタイムラインを押し戻されるので「どれだけ敵に攻撃させずに強力な技を叩きこめるか」という戦略性がある。
初見でやや複雑そうな印象を受けたけど、チュートリアルクリア後すぐに「自動パーティ編成」「フルオート&3倍速」など便利機能が使えたのでストレスは感じなかった。高難易度に挑戦するまでに覚えていけば問題なさそう。
バトル演出はLive2Dキャラのスキルカットイン&スキルエフェクトと簡単な作りだけどまあまあ迫力がある。
ストーリーは主人公以外フルボイスとかなり頑張っていた。声優さんの演技も申し分ない。立ち絵はLive2Dの表情差分だった。
世界の厄災に対抗する組織のひとつ「新星学園」に転校してきた主人公はいきなり学園トップである「星徒会長」に任命されたうえに「世界を救う魔王」になることを命じられてしまう。そんな彼の成長ストーリーと、周りの女の子とのハーレムストーリーが楽しめる感じ。
状況説明の文章が少し難しい小説っぽい言い回しなので「ウッ」となる人もいるかもしれないけれどボイス付きのセリフを追ってるだけでも十分楽しめる。1つ1つのストーリーが長めなのも力を入れている感じがした。ただ、ストーリーをスキップするときにあらすじが表示されるようにしてほしい。
細かいところだけどパトロールクエストと合同演習クエストはひとつのクエストにまとめてほしい。1日の挑戦回数が決まっているクエストが5つあるんだけど画面をいったりきたりしなきゃいけないのがすごくめんどくさい。
交換ポイントを獲得できるクエストを1つ用意して、プレイヤー自身に必要なものを交換してもらう方式が良さそう。
ここまで良いことばかり書いてきたけどガチャはかなり印象が悪い。
ぼくが始めたときに開催されていたガチャは「コラボガチャ」「種族ピックアップガチャ」「通常ガチャ」「チケットガチャ」の4種類だった。
ガチャ確率は★3キャラ合計【3%】でピックアップ確率【1%】だった。★3確定の虹色演出が出ても2/3ですり抜けてしまうのはさすがにガチャ体験が悪すぎる。最近は1回すり抜けると次回ピックアップ確定っていうゲームが増えてきたから余計にそう感じたのかもしれない。
ほかにもガチャの交換ポイントがガチャごとに別々なこと、期間限定ガチャの場合ポイントの使い道がキャラ交換(200連分)しかないこと、有効期限が切れたポイントがテルス(ただのゲーム内通貨)に変換されてしまうことなど正直受け入れがたい設定ばかりだった。
チュートリアル引き直しガチャでリセマラ効率を悪くしているのも問題だと思った。★3キャラは決まった5キャラしか出ないし2枚抜きもできない仕様なのでチュートリアルクリア後にいつでも引けるようにした方がいい。せっかく50連分以上のガチャ石を配っているのに印象を悪くしていてすごくもったいない。
通常ガチャにセルフピックアップ機能を付けたほうが良いと思う。1点狙いすると種族ガチャ開催キャラで0.15%くらい、均等割りの通常ガチャで0.04%くらいなのでさすがにリセマラで狙いたいと思えなかった。
といった理由でアプリ版は凡ゲー判定。継続プレイするのは無理だ。
でもここでハッキリ言っておくとティンクルスターナイツはFANZA版が完成形だと思ってほしい。★3ガチャ演出が全裸だし、親密度7で解放される「ごほうびCG」の質はFANZAゲームのなかでもトップクラスなのが理由だ。
ぼくみたいにこれらでモチベが維持できそうならアプリ版でリセマラした後にFANZA版にデータ連携することをおすすめしたい。CG解放という短期目標が無数にできるのでガチャの印象の悪さがかなり相殺される。FANZA版は並ゲー判定。ガチャ周りをすぐに改善してほしい。
なおFANZA版へのデータ連携は何度でも上書きできるので、もしFANZA版データでガチャ爆死するなど最初からやり直したくなったらアプリ版で再リセマラした新データをFANZA版へデータ連携すればOK。かなり良い仕組みだと思う。
みんなのひとこと