『タマモンワールド』の面白いところ・つまらないところをご紹介します。©阿波羅テクノロジー株式会社
アプリ容量は3GBだった。(2024年5月21日時点)
2体のタマモンと一緒に冒険するMMORPGだった。
これまでリリースされてきた中国産の量産型MMORPGとあまり変わらない。次のミッションをポチッと押して敵の集団を倒したらちょこっと物語が進むの繰り返し。それを1時間ちょっとやるだけで簡単にレベル150を超えた。
職業を選んで顔パーツを組み合わせる簡単なキャラメイク。メインストーリーは序盤だけフルボイスだったけどすぐにボイスがなくなった。日本語への翻訳がキャラ付けされていない微妙なものだった。ストーリー中のキャラは表情変化がなく力を入れて作ったようには見えなかった。
便利だなと思っていた左側のミッションの近くに現れる【転送ボタン】。押すと次の目的地へ無料で即移動できたんだけどすぐに使えなくなった。課金しないともう使えないっぽい。
画面にアイコンがあふれてとても見づらい。
右側にある【報酬ボタン】【強化ボタン】。報酬ボタンからは現在受け取れる報酬があるコンテンツの一覧、強化ボタンからは現在強化可能な要素の一覧が見れてタップすればそこへ移動できる。この機能があるならなおさらこんなにアイコンで埋め尽くす必要はなかったと思う。
タマモンワールドという名前からぼくは勝手に自分の好きなモンスターをフィールドで捕まえたりできるのかなと思っていたんだけど、真っ先にタマモンガチャを見せられたのが残念だった。
1時間ちょっと遊んだレベル177の時点で「孵化チケット×23」「ガチャ石20連分くらい」を持っていた。金枠のSSR★5タマモン&欠片の確率が合計8%。個別確率が書かれていなかったのでタマモンだけ低確率にされてるんじゃないかとちょっと不安に思った。結局SSR★5タマモンは3体しか出なかった。
1日20連ずつまわせる2024連ガチャでは「乗り物:聖堂ペガサス(111連目で確定入手可能)」「魂石(ルーンみたいなもの)」「SRタマモン欠片」以外に運が良ければ「SSR★5・★6恒常タマモン」「ガチャ石袋」「エンゲージの欠片が入手できるかもしれない宝の地図」などを獲得できる。
こちらは個別確率が書かれていたので印象が良かった。
一応『タマモンの森』というコンテンツでタマモンを捕まえることができるけど、課金石40個分をチャージして「騎士1」にならないと森へ入るために毎回ガチャ石10個を消費しないといけないのが気持ち悪い。
スマホでやると回避ボタンが小さい上にスキル発動中は回避入力を受け付けないのですごく遊びづらい。よくある殴り合いMMORPGだった。アクション性はまったくない。
タマモンの森でタマモンを倒すと獲得演出が入る。
うーん。
ほかは育成クエスト、ボスクエストがたくさんある感じ。
リリース前に見た動画広告では自然の中を探検してる感じだったけど実際はかなり閉塞的だった。視点も拡大縮小や左右回転はできるけど上下には動かせないし。タマモンの星上げをしたときにまったく演出が無いのも寂しい。
自分でタマモンの名前を決めることもできないしアクセサリーを付けてあげることもできない。もうちょっと焦点をプレイヤーキャラじゃなくタマモンの方にずらして作って欲しかった。
みんなのひとこと